Challenge 3:
南知多町をモデルとした世界・都市・地域に生きる新たな生活モデルの創造
チャレンジ概要
愛知県の地域にとっては当たり前でも、世界にとって価値のある有形/無形の資産を見出し、価値あるカタチで世界に届ける。
チャレンジステートメント
Future World
これからの時代をいかに捉えるか
- COVID-19により、都市に一極集中する人間の生活の在り方が改めて見直されているのと同時並行で、地域での豊かな自然を楽しみながらもデジタルの力を活用して都市と繋がって生活する新たな生活モデルが模索されている
- 自治体や一部の企業で試みが始まっているものの、日本の伝統的な働き方との乖離もある中、New Normalともいわれる時代の変化の中で、まだ多くの日本の企業は、次世代の生活モデルをどのように自社で実現したらいいのか答えを見つけられていない
Vision
Co-Creation(共創)の目的は何か
- COVID-19以後のNew Normalにおける新たな生活モデルの創造という方向性を探索するにあたり、南知多町の、都市部へ1時間弱、また中部国際空港まで40分という、「地域に居ながらにして都市、世界と同時に繋がることができる」という特徴的な立地条件を活用できると考えている。
- また、南知多町はヤマト運輸と全国初の空き家に関する社会実験にチャレンジしたように、コーポレートやスタートアップと共に、官民共創型で社会に新たな価値を生み出す取り組みを日本でリードしていきたいという強い思いがある。
- 出社を前提としない就業形態を認める企業が出てくるにつれ、働き手も、ワーケーション(Work+vacation)と呼ばれるような新たな生活の在り方を求める中、南知多町の強みを活かしながら、日本、アジアへ展開できるようなCOVID-19以後の新たな生活モデルの創造を共創型にて追求していきたい。
Intellectual Capital
未来に向けて活用可能な潜在力は何か
地域のステイクホルダーを巻き込み、南知多町の種々の地域資源や観光資源(海に囲まれた立地、海産物、沖から10分の離島、旅館、空き家など)の潜在価値を強みとして可視化しながら、ここに日本・シンガポールの最先端の知(テクノロジー/サービス/ビジネスモデル)を結びつけ、COVID-19以後、世界で同時多発的に模索されている新たな職住の在り方の創造にチャレンジしたい。
Potential Partners
どのようなパートナーとCo-Creation(共創)したいか?
世界・都心・地域をつなげる働き方を実現するICTソリューションを提供するプレイヤーから、地場に入り込み、観光地、地域の特産品、観光業の地域のステイクホルダー、空き家等の様々な地域資源・観光資源を活用して地域での体験価値を最大化できるプレイヤーまで、様々な強みを持つパートナーと共創したい。
提案に含めて欲しい要件
チャレンジステートメントの方向性に合致するものであれば、広く募集をしたいと考えております。
チャレンジオーナーによる提供アセット
書類選考通過の特典
- 官民共創型での共同社会実験の実施
コクリエーター
石黒 和彦(いしぐろ かずひこ)
- 南知多町長
- 会社経営者から、町議を経て町制50周年に当たる平成23年に就任。「官民一体となって日本一住みやすい町を作ろう!」を合言葉に、南知多町の改革を推進する。
髙田 順平(たかだ じゅんぺい)
- 企画部 企画課長
- 平成6年に南知多町役場へ入庁。令和元年から現職。重要な企画及び総合調整に関することの他、タウンプロモートにたずさわる。
堤田 健太(つつみだ けんた)
- 総務部 防災安全課 交通防犯係長
- 平成22年に南知多町役場へ入庁。令和元年から現職。交通安全や防犯に関する施策の他、危険な状態にある空き家の対策にたずさわる。